災難除け、開運成就のご祈祷は奥山半僧坊大権現へ。

奥山半僧坊は禅宗臨済宗方広寺派の大本山「方広寺」の鎮守の神様です。

地元の有志が大本山方広寺境内に点在する五百羅漢について調査しました。。

奥山半僧坊は厄難消除、海上安全、火災消除、所願満足の権現様として広く厚く信仰を集めております。「ご祈祷について」のページにもありますように、様々なご祈祷を承っております。是非お出かけください。


奥山半僧坊繁栄会による、
ボランティアガイドのページです。

奥山半僧坊大権現について

天狗様は烏、白髭、赤面、鼻高の四種類に分類されたりもしますが、学術的には人物系天狗を僧侶型、山伏型、其の他に三分類し、烏天狗系天狗と合わせて計四種類とするようです。
半僧坊大権現の御真体は鼻高天狗で、鼻高天狗は後者の分類の「僧侶型天狗」に入るそうです。

方広寺の開祖である無文元選禅師が御在世中、半僧坊はその弟子となり(弟子となるまでのお話しについては「奥山半僧坊について」をご覧ください)、朝に 薪取り、夕に水汲みをし、禅師の身の回りにお仕えしながら修行に励んでおりましたが、禅師が亡くなられた後、「わたしはこの山を護り、このお寺を護り、世の人々の苦しみや災難を除きましょう」と言って姿を消したそうです。以来、境内の松や杉の木の梢に半身を現すことがあったとの逸話から、その大樹を御神木と称し、今も鬱蒼たる景観を呈しています。
また、空中に笛・太鼓を鳴らして楽しんでいる様子を聴いた人が昔から少なからずいる、と語られていました。また、悪人の邪心を清めると同時に悪に対する厳罰は影のごとくつきまとう、など信心に応えるところは昔も今も変わらず霊験あらたかだったようです。そこで、一山の人々は皆、ぜひ霊像を造りたい、と思うようになりました。しかし、霊像を造ろうにも権現様の姿を見た者は誰もいません。何とか造 りたい、と発願祈念したところ霊夢があったため、京都の仏師、八木孝人を招聘して霊像の制作を依頼しました。しかし八木氏は大いに困惑しました。何度も参籠 し、懸命に努めたところ、不思議にもある夜、夢枕に一人の老翁が現れ、その姿は猿田彦のようであるとのお告げがありました。そこで、繁昌円満の寸法でも ある尺八寸の木像を彫刻したといいます。

ご開帳について

「奥山半僧坊大権現」は、大本山方広寺の鎮守の神様です。そのご真体は15年に一度開帳され、今回が平成25年でした。期間中は、半僧坊真殿奥にお奉りされていますご真体を、御厨子の扉を開け、直接拝むことができます。また、平成25年10月13日(日)には、半僧坊御大祭が開催されました。