八劔社の半僧坊の石祠


 瀬戸の馬頭観音 其の七 八劔社の名号塔(瀬戸市中品野町) なるH.Pに 半僧坊の石祠 と題して〜名号塔の右に見える「きのこ」のようなものは石祠で翔。近世に里近くの山の頂上や森影に多く造られた石の祠です。山ノ神などを祀るのが普通ですが、この石祠には「奥山半僧坊大権現」と刻まれています。「奥山半僧坊」は静岡縣は浜名湖の北に在るとのこと。また「本地垂迹(スイジャク)説」によれば、インドの佛が人々を救済するために、日本の神という仮の姿をして現れたのが「権現」になります。つまり観音という佛様と権現という神様が、神社の神域に並んでいるわけです。一石二鳥の御利益を狙ったのでしょうか。〜と紹介されています。

 上述の半僧坊の石祠に纏わる写真は只今準備中ですので、代りに下の絵を掲げました。


狩野潮音斎壽信翁画 明治11年頃の半僧坊堂
 左手奥の瓦屋根の建物が半僧坊堂。中央奥が開山堂でその手前が拝殿。











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